二の腕引き締め!女性と男性の腕トレーニング論
2022/01/31(月)
(このページは2022年1月31日に更新されました)
今回は大阪市天王寺区の四天王寺前夕陽ヶ丘・上本町エリアにあるパーソナルトレーニングジムPureの代表が『女性と男性の腕トレーニング論』についてご紹介します。
私は大阪市天王寺区の上本町・四天王寺前夕陽ヶ丘が最寄の“リバウンドしないダイエット・ボディメイク”でお馴染みパーソナルジムのPure代表を務めている、別府敬祐と申します。
「夏場は特に腕の太さが気になる。」「二の腕がタプタプしてふりそでのようになってきた。」とお悩みの女性は少なくないと思います。
今回の記事は、そんなお悩みを持った方に向けて、女性の腕トレーニング理論をご紹介していきます。
それではまいります。
■目次
1.女性と男性の腕トレーニングの違い
2.筋線維とホルモンに理由が隠れている
3.さいごに
1.女性と男性の腕トレーニングの違い
女性は「二の腕を引き締めたい!」と目標を持ち、腕のトレーニングに取り組む人が多いです。
一方、男性は「腕を太くたくましくしたい!」と思い腕を鍛える人が多いです。
女性・男性ともに腕のトレーニングへの需要はございますが、目的が異なっております。
そこで、女性は「腕のトレーニングするにあたり、男性と同じ方法で行うと太くなるのでは?」と思う方は多いです。
結論をいうと男性と同じ基礎的な方法で、腕のトレーニングをしても大丈夫です!
ちゃんと理由がありますので、ご安心ください。
その理由を次項目でご説明していきます。
2.筋線維とホルモンに理由が隠れている
女性が男性と同じ方法で腕のトレーニングを行っても、男性のようにたくましくゴツゴツと太くならない理由があります。
その理由は『筋線維』にあります。
筋線維とは、筋肉を構成している線維状の細胞のことです。
男性の筋線維のサイズは女性より太いが、筋線維数は男女共に大きな変わりはありません。
筋線維のサイズが女性の方が小さい分、男性のようにたくましい腕にするには、男性以上のトレーニング量が必要となるので現実的には難しいのです。
そして女性と男性の違いは筋線維だけでなく、「ホルモン」にもあります。
ホルモンとは、内分泌臓器や組織で作られる生命機能を維持する、情報伝達物質のことをいいます。
このホルモンに関しても女性と男性に違いがあります。
男性は筋肉を発達させるのに必要不可欠なホルモンである、テストステロンの分泌量が女性よりはるかに多く、筋肥大する速度が女性より早いです。
女性はテストステロンの分泌量が男性より少ないので、筋肥大するスピードが男性みたく早くはならないので、ゴツゴツとした腕にはなりにくいです。
テストステロンの分泌量の違いは、男性は1日あたり5~10mg分泌されるのに対し、女性は1日あたり0.1mgしか分泌されません。
こういった『筋線維サイズ』と『ホルモン分泌量』の違いにより、女性は男性と同じペースで同じトレーニングをしても、男性のように太くたくましい腕にはならないので、ご安心ください。
むしろ、程よく筋肉がついて引き締まるので、シェイプアップ効果が期待できます!
3.さいごに
今回の記事では女性と男性の腕トレーニング論についてご紹介しました。
今の時代、「女性らしく」や「女性専門」と謳うジムやパーソナルトレーナーが増えました。
女性らしくするトレーニングは、学術や文献のエビデンスにもとづいて勉強しているトレーナーなら理解していると思いますが、明確に存在するわけではありません。
ビジネスのために作り上げているところはあります。
トレーニング始めたての頃は偏った知識を取り入れるより、オーソドックスな知識を取り入れることが体型変える秘訣になります。
野球で例えると、基礎的なボールの打ち方を知らないのに、いきなりホームランバッターの打ち方を真似して活躍できるはずがありませんよね?
ボディメイクも同じです。
基礎を習得してこその、派生した知識が活きてきます。
みなさまが正しい知識を得ながらボディメイクに取り組め、女性らしい体型を手に入れることを強く願っております。
大阪市天王寺区の四天王寺・上本町エリアにあるパーソナルトレーニングジムPureの別府敬祐が今回の記事をお届けしました。
では!